やっぱり、キライ!【完結】




私は未だに恭介にラブレターをビリビリに破られたことだって覚えている。


私の恋心を簡単に踏みにじったことも、全部。



「俺はずっと、会いたかったけど」


「…え」



「同窓会お前出ないじゃん。
お前だけに会ってないんだから当たり前だろ?」




…なんだ。

それが理由か…。




一瞬、ほんの一瞬。


恭介の顔が歪んだ気がした。



「今何やってんの?」



「保険会社の会計課で働いてる」




でも、それは気のせいだろう。


ケロッとした顔になり、質問してくるんだから。




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