やっぱり、キライ!【完結】

episode:1 /ひとつ屋根の下




『え、付き合ってるんでしょう?

なら一緒に暮らすとか反対しないわよ。この際だから子づ…』



―ブチッ…



私は思い切り、電話を切った。



そして、ソファーの上で雑誌を読んでいる恭介をチラッと見た。



すると丁度、彼と目が合い私は思い切り逸らした。



「あのさ、そんな床じゃなくてカーペットの上きたら?」



恭介は呆れて私を見る。


…無理に決まってる。

だって、ここ恭介の家だよ?



「何か、高そうで…」



私のアパートとは大違い。


何この高層マンション。



「ほら、おいで」



そう言って恭介は私の腕を引っ張る。




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