やっぱり、キライ!【完結】

episode:2 /忘れ物を届けに




「…あの、間宮恭介を呼んでもらえますか?」



ある晴れた水曜日。


私は茶封筒をしっかりと握りしめて市役所に来ていた。



「間宮さん…ですか?」


入ったところにいた女性に話しかけたのが駄目だったのかも知れない。


何かすごい目で見られてる。



そもそも、私が何でわざわざ市役所に来ているとかというと今日の朝に遡る。




――――***…



「…おはよ」


欠伸をしながら起きてきた恭介。



珍しく今日は私が起こしていないのに起きてきたことに驚いて無言でいると


「今日朝から色々忙しいから」


と言う。




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