心惹かれる甘い誘惑【完結】

心惹かれる甘い誘惑 /それが私、三浦沙菜






女は「愛する」より「愛される」ほうが幸せになれる。

誰もが口にする言葉。

だけど、私はそうと思わない。





「三浦、これ午後の会議で使うからコピーよろしく」



高校を卒業して、そのまま就職した私の仕事はオフィスレディー。要するにOL。


パソコンを使ったりもするし、会議で使う資料のコピーもするし、お茶も配ったりする。


誕生日がくれば22歳になる私の友達は大学へ行って勉強をしている子もいれば、私と同じように働いてる子だっている。


きっと、その誰よりも繰り返しの毎日に飽き飽きしているのは私くらいだろう。



「コピーですね、はいわかりました」



私はにっこり笑ってコピー機へと向かう。



別に仕事が嫌なわけじゃない。


寧ろ、やりがいを感じている。




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