心惹かれる甘い誘惑【完結】

心惹かれる甘い誘惑 /"いつも"通りの日常







誕生日から2日が経ち、ついに月曜日がやってきた。



私はゆっくりと体を起こし、ベッドから出る。



そして、そのまま洗面所へと向かい顔を洗う。



1月だからもちろん寒くて冷たい水が顔にかかるとまた寒気が襲う。




「…ひどい顔」



顔を洗い終え、鏡を見れば目は腫れていてげんなりしている自分がいた。



小さくため息をついて私は洗面所を後にした。




"俺は…沙菜を好きにならない"




まだ失恋したという傷が癒えることはなく思い出す度、一気に気が沈んでしまう。




土曜日はそのままこずえとサトシさんの家に泊めてもらい、話を聞いてもらったり慰めてもらったりした。




それでも、大丈夫なフリをして次の日家に帰ってみれば思い出しまた泣き続けた。






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