心惹かれる甘い誘惑【完結】

心惹かれる甘い誘惑 /淡い期待に差し伸べられた手






"沙菜が好きなのは俺だろ!なんで、他の男といるわけ?"



先週の金曜日は本当に一瞬だった気がする。


全てが一瞬にして弾けていった。



……あれは、何だったんだろう。



あんな必死に私の目を見て、樋口さんは何故そんなこと言ったんだろう。



それじゃ、まるで…




「まるで……あー、ダメダメ。違うから!」




そんなわけない。


そんなの1番私が知ってる。


もしかしたら、樋口さんは私のことが好きなのかも…なんて勘違いしたらまた同じことの繰り返し。


それに諦めるって決めたんだから。


もう、二度と会わないんだ。


だから…



「アレは忘れるの!仕事に集中!」



自分に言い聞かせて私はいつものように会社へ向かう。



駅で電車を待っている間にメールの確認をすれば、裕樹君からメールが着ていた。






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