心惹かれる甘い誘惑【完結】

▼after story /I swear eternal love.







金曜日の夕方。


買い物袋を片手に合鍵を使って慧の家に上がれば何故か彼がいて。



「あれ、今日は遅いんじゃなかったっけ?」


「うん、そのつもりだったけど」


椅子に座っている慧と話しながら私はさっきスーパーで買ってきた食材を冷蔵庫に入れる。


「沙菜、ちょっとこっち来て座って」


慧に手招きをされ私は慧と向き合うように椅子に座った。



「あのさ、もうその合鍵沙菜には要らなくなる」


……へ?


合鍵要らなくなるって、それはつまり…



「…別れるの?」



彼と付き合って2年とちょっと。

つい先日、彼の実家に彼女として挨拶にだって行ったのに。


それは…辛すぎる。


…あ、やばい。泣きそう。



「別れるって…ちょっと、沙菜何で泣いてるわけ?」




「だって、慧…私と別れるんでしょ?」




「いや、別れないって。バカなの?
ていうか、君もさテーブルよく見ようよ」




テーブル?




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