女子高生自伝㊤〔完〕

次の日、保健室にまた眼鏡ちゃんの姿はなかった。



「そっかぁ~昨日雪成が言ってたあれかぁ!!」



「斎藤仁奈うるさい!」



仁奈が保健室で叫ぶとすぐさま三浦の激が飛んだ。




そーいや眼鏡ちゃんは三年生だった。



どー見ても年下にしか見えなかったが



唯一のクラスメイトが卒業していくのは何だか少し寂しかった。





あっという間に冬は過ぎ


まだ肌寒い春の訪れと共に終業式はやってきた。





「斎藤仁奈、2年生は後半だけ出席率ばっちしだったわね」


今日で保健室生活も最後。



「やっと隔離から解放~」


仁奈はため息をはいた。




「三年生なってまた何か問題起こしてここに戻って来ないでよね~」


「仁奈もそれだけは勘弁」




こうして仁奈は中学二年生を無事に終了することとなった。




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