女子高生自伝㊤〔完〕

旅行前日。



なぜか珍しく雪成は迎えに来てくれなかった。



仁奈は準備を済まし、アパートへと向かった。




ーピンポーン



チャイムを鳴らすと美姫ちゃんが迎えてくれた。




「美姫ちゃん久しぶり♪」


美姫ちゃんは髪を切ってますますかわいくなっていた。



「雪成まだ帰ってきてないの。部屋で待っててあげてね♪」



美姫ちゃんに言われ雪成の部屋に行く。



「なつかしぃ」


一ヶ月来なかっただけで妙に懐かしい。


部屋は大好きな雪成の匂いがした。



仁奈は無意識に部屋の中を物色したがこれといって浮気らしい証拠はなかった。



やっぱ浮気じゃなかったんだ。



仁奈はホッと胸を撫で下ろした。


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