女子高生自伝-最終章-[完]

今日は病院の日。


なので久々にまこちゃんに会う日。


まこちゃんからはよく公衆電話から着信が来ていた。



仁奈は翔がいないときはなるべくその電話に出た。


そのときにだいたいの次の検診日を伝えておき、その週になるとまこちゃんは地元の駅で毎日仁奈を待っていてくれた。


一日目で会えるときもあればギリギリ七日目で会えるときもある。


翔しだいで行動や予定が決まる仁奈はそんな感じでアバウトにしか約束できなかった。


それでもまこちゃんは三ヶ月ごとにちゃんと会えるまで仁奈を待ち続けてくれた。



おかげで一度も会えなかったことはない。



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