女子高生自伝-最終章-[完]

第2章 高校3年生 /8節 命

そして無事に土居家へと帰ってきた。


車庫には当然まだベンツはない。



朝から翔とは音信不通。


部屋に置いていったGPS携帯にも何の連絡も来てなかった。



たぶん翔はGPSがずっと動かないから仁奈がショックから傷心しきって家にいるもんだと思っていたに違いない。


しかもかばんやお金がなければ出かけられない。


まさか仁奈がすでに子供をおろしてきたなんて考えもつかない。



仁奈は体を横にして少しだけ眠りについた。


昨日はあんまり寝られなかったから。


今は色んな安堵からゆっくり眠れるような気がした。

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