禁断××(完)

感情の名前 /好き…なの?

あたしも、自分の席に着きたかったけど、隣では女子の塊が涼を囲んでいるから座ろうにも座れない。



…座りたくもない。



あたしは、仕方なくニヤけている愛理のもとに行く。



「あなた!いったい涼様とどういう関係よ!」



愛理は、あたしに向かってそういう。



「別に…」



あたしがそういうとつまらなそうにはぁ~と大げさにため息をついた。




「あんたねぇ~…あんなイケないことしてるのに何が別に…よ。」




……は、



「はぁぁぁぁぁ~!?」




あたしは、顔を真っ赤にさせてそう叫ぶ。




「あ、やっぱりそうなんだ。」



愛理が叫ぶあたしにそういう。



「へ?」



「知らないよ。香恋たちの関係なんて。かまかけただけ♪」



そう言って、愛理は吉田涼と同じ不敵な笑いを浮かべ、そういった。



…はめられた。



完全に愛理にはめられた。





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