空が涙を流した日[完]

O



派手に着崩されることなくきちんと着こなされている制服は何故か堅苦しくなく、どこか爽やかで、垢抜けて見えた。





けれど、きっちりと絞められたネクタイの下の、その第一ボタンが開いていることを、私は知っている。








――「ボタン……」




――「ん?あぁ、内緒な」









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