私の甘々俺様彼氏【完結】

私の甘々俺様彼氏Ⅳ /美羽の家庭


優しくされた記憶なんて、
ない方が、ずっとずっと楽だった。

どんなに短かったとしても
、幸せな記憶は薄れる事な
く私の中に、残り続けてい
て……それが、私にとって
大事な記憶であり、私を苦
しみ続ける物。

優しくされた記憶、幸せだ
った記憶、そんなのなかっ
たら嫌いになれたのに。憎
む事が出来たのに……。


ガチャッと玄関の音が聞こ
えると、私はいつも、嬉し
い気持ちで玄関に走った。

「パパっ!!お帰りなさい!」

「ああ、ただいま」

ニコッと笑って、いつもそ
う返してくれた。

「ママっ!パパ帰ってきたよ!」

「お帰りなさい。」


ママも笑顔で、パパに言う。


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