I LOVE YOU【完】

第2章 /少しの変化





今日から、昼休みの時間は旧校舎に行くことになった。







さっそく大夢にそのことを報告したら。





『は?ダメだぞ!そんなとこ!危ねぇだろ!』




と、一喝された。




もちろん怒られることは承知していた賢いあたしは、





『旧校舎の方が安全だよ!人来ないし!
それなら大丈夫!』



笑顔でグッと親指を立てた。




『でもよ、あんなことがあったばっかだしよ』



それでも大夢は少し眉を下げて、心配した顔であたしを見つめた。




だけど大夢がそんな顔したって、もう決まったことはしょうがない。
今更どうにもならないわけで。





『ごめんね大夢.....あたしもう行かないと!』




大夢に納得してもらえるには時間がかかると思って、あたしは逃げるようにその場から走り去ったのだ。






そして今、あたしは旧校舎の入口にいる。





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