I LOVE YOU【完】

第2章 /昔話

確かあれは中学2年生くらいの時だ。

いつものように学校から大夢と家まで帰って、いつものように自分の部屋で寝転がって漫画を読んでいた。

そしたらお母さんに『ご飯できたって』って言われて、家族みんなでご飯を食べていた。

そんなとき、電話がかかってきたんだ。

トゥルルルッと鳴り続ける電話に家族は誰ひとり出なかった。

理由は簡単。

電話に出るのがめんどくさいから。

家族全員O型だというすばらしい家族のあたしたちは、めんどくさがりや度がハンパないのかもしれない。

だから、進んで電話に出る人なんか・・・。

「おら、てめぇが出ろ」

家族の中で一番年下のあたししかいない。

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