I LOVE YOU【完】

第2章 /パシリとは

ボーッと昔のことを思い出していたあたしは、授業の終わりを告げるチャイムで我にかえった。

「はい、じゃ今日はここ宿題なー」

そう叫ぶ先生の声がして、全く話を聞いていなかったあたしは、

はん?宿題だと?
あたしどこやるか聞いてませんけど?
だから、やらなくてもいいですよね?

と、開き直ってみた。

実際には顔でそれを表現したけど、先生はこっちを見ていなかった。

挨拶をして、宿題をやるところを聞くために大夢に話しかけた。

「大夢ー」

また机にうつぶせで寝ている大夢。

こんなんだから、絶対に宿題の範囲知るわけないって思いながら、

「宿題ってどこやればいいの?」

寝ているっぽい大夢に聞いてみた。

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