I LOVE YOU【完】

第1章 /新たな危機




1時間目の途中からあたしと大夢は授業に出た。あたしを呼び出した女の子たちは、同じクラスではなかった。



安心していたけど、このクラスにもやっぱり鳴海のファンはいるらしくて、教室に入ると一部の女の子たちに睨まれた。


大夢に気にするなと言われたけど、やっぱり良い気分ではない。



休み時間になるたび、女の子たちに陰口を言われ、気にしないようにずっと大夢と話してた。



でも、そんなことをずっとしているわけにもいかず、昼休みになってしまった。



「優菜、マジで1人で行くのか?」

「うん。1人で来いって約束だし」

「また何かされるかもだぞ?」




売店でカレーパンとクリームパンを買うあたしに、大夢は心配そうに眉を寄せて聞いてくる。




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