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第四章 /卒業





体を刺すような寒さも和らぎ、徐々に暖かさを感じられるようになってきた、今日この頃。




「愛ちゃん」

「ん?」

「・・・」



最近の汐里は、私を呼ぶと涙ぐむ。



「どしたの」

「んーん。なんでもない」

「・・そぉ?」

「・・・」



ほらまた涙ぐむ。
可愛すぎるんですけど?



汐里が泣きそうになる理由は多分、そう。
あの時期が迫ってきているから。




「帰りどこ行く?」

「愛ちゃんとならどこでもいい」

「・・そぉ」



いじけてる様な、甘えている様な…
最近の汐里は萌え度ハンパない。



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