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第一章 /変化








「愛ちゃん、氷嚢持ってきたよ」


「リョウさんありがとう」


「うん。ここにいる間だけでも冷やしてた方がいいよ」


「はい」




リョウさんは本当、優しいし紳士だし・・・。



「愛」


「・・・んー?」


「リョウ見て笑ってんなよ」


「だって・・」


「犯すぞテメェ」




そう言いながらも引き寄せる力は優しい。


律も素敵だよ?


言わないだけで。





「愛ちゃん、お寿司頼むけど・・・食べれそう?」


「・・ちょっと無理かな」


「だよね。じゃぁどうしよっか」


「お気遣いなく・・・」




そう言うと、部屋から出て行ったリョウさん。



「なぁ、リョウがいいのかよ」


「へ?」


「どうなんだよ」




何?嫉妬?




「どうなんだろうね」


「テメェ・・今すぐヤんぞ」


「フフ・・・」




拗ねる俺様魔王様。


だから耳元で小さーく言ってあげた。




「律のがいいに決まってる」



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