地味子さんとストーカー君。【完】

第二章 : 彼氏




……なんだか、いつもと枕の固さが違う気がする。

腕に違和感も感じる。

それに、この匂いは……病院?


「ん……」


夏子が目を覚ますと、そこは、どこだかはわからないが、病院の一室だった。

腕には点滴、傍らには……椅子に座って、読書をする賢介の姿があった。


「目が覚めた?夏子」


パタン、と、本を閉じる、賢介。

なぜ、自分は病院にいるんだっけ……?

夏子の頭はぼんやりしていた。


  • しおりをはさむ
  • 409
  • 648
/ 314ページ
このページを編集する