香坂さん家の孫娘─上─【完】

*5*

ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー

それからは、少し大変だった。


「不良の中に女の子1人なんぞけしからん!!」


と、反対をした爺ちゃんを志貴が宥め。


「志乃が2日に1回、顔を出しに来てくれるのであれば、許してやらないこともない」


という無茶ぶりをされたあげく。

結局週1で泊まりに行く…ということで話が纏まった。


一番煩かったのはユキだ。


「えーー!!?えーーーー!?!!!!?」

「……」

「ごめんなさい」


顔を歪ませて耳を塞いだら、あっさりと謝ってきたが、興奮はさめなかったらしい。


「え、マジで!!えーーーー!!?」


…暫くは絶叫していた。


「……」


それとは真逆で、小夜は声も出なかったようで。

0
  • しおりをはさむ
  • 1141
  • 6387
/ 453ページ
このページを編集する