暖かいのは君 番外編

誕生 /異変


道人side


ピリリリッーピリリリッー


ん………

さっきから鳴り続けいる目覚まし時計。

今日もか………

鞠花が朝飯前を作るために早めに設定してある。

いつもなら、目覚めがいい鞠花がパッと起きて止めるんだが……

最近はいつもこんななんじで、目覚ましに気づかないで爆睡してる。

もちろん。俺の腕の中で。

別に、鞠花に家事をしてほしくて嫁にしたわけじゃねぇから寝坊したってかまわねぇけど………

鞠花が目を開けねぇのは……

どうしても、病院で意識を失ってる鞠花とかぶって………

俺の気持ちが落ち着かねぇ……

だから

「鞠花、鞠花」

と少し体を揺らしてやると……

「ん…………」

とうっすら目を覚ました。

寝てる鞠花にはわりぃとは思うけど、これで一安心。

初日はめちゃくちゃ焦ったけどな。

大騒ぎして、怜都達まで起こしたら鞠花が”寝坊しただけだよ”って恥ずかしそうに怒った。

「…目覚まし……鳴った??」

「あ??あぁ……けど寝てていいぞ??」

立てた肘に頭をのせ、鞠花の髪を撫でてやる。

「ううん。起きる。何回か寝坊しちゃったし、つーちゃんにばっかり朝ご飯作らせるわけにいかないよ。」

と、体を起こした。

「じゃあ俺も………」

「あっ道人は寝てて!!まだ早いんだし、今日もお仕事なんだから」

「…………じゃあ、なんかあったら起こせよ」

「うん。ご飯できたら呼びにくるからね」

と、着替えるために自分の部屋に行ってしまった。


…………最近、朝だけじゃねぇんだよな……

昼もよく昼寝してるって聞くし、そのわりには夜もすぐ寝て、朝はこんなかんじで………

やっぱ、どっかわりぃのかな……

けど、西城が体力を回復させるために寝るみたいなこと言ってたしな……

数日様子みて、続くようなら西城んとこ行くか。

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