暖かいのは君 番外編

記念 /いざこざ

《組のお話しから少したった頃です》

「鞠花、ちょっと話しがあるんだ」

ん??

キング達に囲まれながらお庭でお花の水やりをしていた手を止める

縁側には、さっきまで自室でお仕事をしてた道人が罰が悪そうに立ってる

「それ、もう終わるか??」

「あ、うん」

「じゃあ、終わったらリビングに来てくれ。」

と、ため息をつきながらリビングに向かって行った

「なんだろうね??」

とキング達に話しかけると

クゥ~ン

フフッわからない言っていってるのかな??

でも本当にそんな改まってなんだろ……

「みんなまた後でね!!」

とキング達にお別れして、リビングに向かう

夏になって暖かいせいか、最近はお庭に1人で行くことも道人は許してくれてる。

けど、広いお庭の遠くにはまだ1人では行きたくない。

お屋敷にすぐ逃げ込める距離にしか1人では怖くて行けない

まだまだだめな私……

「道人??」

「鞠花、暑かったろ??ホラ、敦史が麦茶入れてくれたから。おいで」

と、道人の膝の間に座る。

するとすぐにたくさん氷が入った麦茶にストローがささったグラスをくれた。

「水分補給」

「ありがと」

ちゅーっと麦茶を飲む

ふぅ………

「あ、ねぇ道人話しって??」

「あ、あぁ………あのな」  

「うん」

「…………」

あれ………黙っちゃった………

いつもはバッサリハッキリ言う道人が珍しいな…………

「本当は、俺もすっげぇやなんだ。

今までは別にかまわなかったけどお前がいるから……お前の姿を見せるなんて……」

んん??

「若、意味がわかりませんよ。

鞠花さん俺が説明します」

と、呆れた表情のれーとが来てくれた

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