暖かいのは君 番外編

親子 /双子


「荷物はこんなもんか??」

「うん。ごめんね、全部やってもらっちゃって」

「んなこと気にすんな。ホラ、車乗れ」

「ありがと」

「ママ!!うみも!!」

「うん。海もおいで」

猫のぬいぐるみを抱えたまま、海がかけよってきた。

車に乗せようと、抱き上げようとすると

「鞠花、俺がするから」

と、道人が海をチャイルドシートにのせてくれた。

あと、一週間後に出産予定日を控えた私は、念のため入院することになった。

海にはまだ内緒。

私が悪阻の時ですら、あれだから………

甘えん坊に育ってしまった

でも仕方ないんだよ………道人を筆頭にれーと達もみーくん達もおじいちゃん達も海にメロメロでなんでも言うこと聞くんだもん

「ママ、どこ行くの?」

「病院だよ」

「びょーいん…??」

「海の弟達を先生に診てもらうの」

「ふ~~ん……」

当たり前だけど、よくわかっていないみたい

「産まれたら一気に騒がしくなるな」

「男の子の双子だもんね」

私のお腹にいるのは双子の男の子。

家族が一気に増えるんだ。

「うみ、おねーちゃん!!」

「そうだね。」




病院につくと

「まぁ、よくきたな!!調子はどうだ??」

「大丈夫」

「そうか。骨休みだと思ってゆっくりしてけ。海!!お前はまぁに似て相変わらずかわいいなぁ!!!」

「キャハハ先生くすぐったい!!」

海の頬にすりすらしてる先生

「海花が汚れんだろ!!離せや!!」

「なんだとこら!!!」



だけど帰る時はもちろん


「や”~~~~!!ママぁ!!」

と先生からお菓子を貰ってご機嫌だった娘は道人に抱かれて泣きじゃくりながら帰っていった。

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