すみれの花言葉 ②

学校 /新しい仲間



私が椿さんを殴ってから、椿さんは倉庫にくることもなく、学校で会うこともなくなった

桔梗からはやっぱり椿さんを星煉にいれないって言われて、総長の桔梗がいうならこれ以上私がゴネるのもなんか違うかな、と思って渋々ながら頷いた

でも、星煉にいる椿さんのお友達はそのことで余計に私が疎ましくなったようで・・・

桔梗達がなんとかするって言ってくれたけど、新参者は私だし、桔梗達に言われて仲良くするのもなんか変だもん。

だから、ちょっとづつでいいから距離を縮めて行けたらなって思ってる

・・・でも道のりは厳しそうだ


でも、私が泣いた日から桔梗との距離は縮まった気がする

桔梗にくっついたり、手を握ったりすると今まで以上に心がポカポカするし、安心する

上手く言えないけど、大好きがもっと大好きになった

桔梗の傍にいたくなった



「蜜香、10秒以上見つめたらお仕置きな」

??

学校帰り、倉庫で鈴ちゃんの車から降りると桔梗がそんなことを言ってくる

「桔梗、10秒は厳しいですよ

それに、まだ蜜香ちゃんに話してないじゃないですか

早く話して蜜香ちゃんの頭が他の男に占領されたくないとか言う誰かのどうでもいい嫉妬のせいで」

フンって桔梗がそっぽを向いた

「誰か、くる、の?」

「あまりあの事件を思い出して欲しくはないのですが、
スコーピオンの堤と涼木、覚えてますか?」

!!

「覚えて、る!会えるの?」

ずっとあの2人にはお礼をいいたいって思ってた

たしか前にスコーピオンが片付いたら星煉の仲間になるって・・・

「もう倉庫に来てますよ

大希と燐也が早く帰ったのはそのためです」

そっかそれで2人共午後からいなかったんだ

「蜜、無理に会わなくていいんだよ?

許さなくてもいいんだからね?」

「コラ櫂またそんなことを言って」

「だって・・・蜜、あんな酷い目にあったのに・・・

飯塚の仲間だったし」

フフッ拗ねてる櫂も可愛いな

「櫂、ありが、と

でも2人は私をたすけ、てくれたんだ

私ずっとお礼をい、いたかったの」

「蜜は優しいすぎる

蜜、あの2人が仲間になっても俺と遊んでね」

「うん」

「蜜香ちゃん。櫂はお姉さんを取られる心境なんですよ」

「え?!どうみても蜜は妹じゃん!

って、別にそんな心境じゃないし!」

え?私の方が一個上なんだけどな・・・


すると、桔梗がギュッと手を握ってくれた

「じゃあ妥協して15秒な」

今まで黙ってたのはそれを考えてたのかな・・・


「・・・うん

でもお話しす、る」

「・・・」

あれ?


その時


「おい!いつまでやってんだよ!

早く入ってこい!」

って大希の声がした



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