すみれの花言葉 ②

異変 /手紙


パパ達とお好み焼きを食べたのが数日前で

今日も学校に行きます


「蜜香、足元気をつけろよ」

「うん」

鈴ちゃんの車から降りる時は、必ず桔梗が先に降りて私に手を差し出してくれる

桔梗に捕まりゆったり降りる

「あり、がとう」

「あぁ。」

そのまま手を繋いで幹部のみんなと護衛のみんなと下駄箱まで行く

桔梗達が見たくて人だかりができるのも、キャーキャー言われるのもちょっと慣れた

遠くから言われる痛い言葉も慣れた

だって桔梗が傍にいてくれるもん

大きな手でギュッと私の手を握ってくれるから

大丈夫って思えるようになった



でも、今日は違った


いつも通り授業を受けるため、教室に行く



「ん?」

私の机に白い封筒がおいてある?

「蜜香触るな。大希」

「あぁ

慎重に大希が封筒を調べてる

なんかみんな怖い顔になった

「・・・カッターなんかは入ってねぇな。

開けるぞ?」

カサカサと大希が封筒を開ける


実はまだ今一現状が把握できない私

千華ではこんなことよくあった

たぶん私の悪口が書かれてる紙が入ってるんだと思う

だからみんなそんな顔しなくても大丈夫なのに・・・


キョロキョロと周りをみる

燐くんと目が合ってぽかんとしてたであろう私を見て苦笑いされた


「・・・紙が1枚か

アリ、俺が読んでいいか?」

「え?あ、私が読、む」

「は?」

「だって私、の悪口だ、もん

あんま、りみんなに知ら、れたくないか、ら」

なんかこう・・・

私は嫌われ者だけど、みんなにわざわざそれをしらしめたくないっていうか・・・


「蜜香」

繋いでた手を説かれ、ふわっと桔梗に抱き上げられた


「たぶん、蜜香が思ってるような内容じゃない

嫌な予感がするんだ

先に俺たちに読ませてくれないか?」

桔梗?

「い、いけど・・・」

桔梗がそんな風に言うならなんかあるんだよね

「ありがとな

大希」

「あぁ」

大希が封筒から紙を取り出して開いた瞬間


「っ!!!」

驚いたように目を見開いて、桔梗に視線をよこした

「幸人、蓮司、涼。このまま蜜香を頼む

蜜香、すぐ戻るから授業を受けててくれ」

「う、うん」

櫂が私の机の中や椅子を確認してOKをだしたら桔梗が椅子の上に私を降ろした


「蜜香、護衛の言うことをよく聞くんだぞ?」

こくんと頷いた私を見て頭を撫でて、そのまま行ってしまった


「姫、大丈夫ですか?」

「わ、たしは平気だ、よ

でもみんない、ちゃた」

「すぐ戻るから大丈夫だ

今ひぃから離れる方が危険だって総長達も思ってるはずだしな」

「チビ1人くらい護ってあげるよ

星煉は俺たちだけじゃないしね」

「ありが、とう

お手紙な、にが書いてあったの、かな」

「俺たちの位置からはよく見えなかったが、よくないことであることは間違いねぇな」



うん・・・

パパ達もなんか変だったし、なにか起こってるのかな・・・







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