桜舞い散る希望の道[完]

直弥

2013年7月5日

じんわりときました 凄く良かったです！ 主人公の心情が桜の花弁に上手く乗せられていて散った花弁を誰が片付けるのか…… じわじわと心に沁みました。 少し落ち着いて個人的に思ったのは、出会いの場などのゆっくりした空気感の時に行間・ページなどをゆったり使ってみたらもっと雰囲気がでるかな？なんて思いました。 凄く良かったです。最後は涙必須です。

言葉がでません 完全にもってかれました。 読み終えた時、言葉がでませんでした。 わずか数ページの短編なのに、しっかり読み手の心を掴んで離さない。 そんな感じでした。 素敵なお話し、ありがとうございました。

カムパネルラ

2013年3月15日

『 桜舞い散る希望の道 』 『桜舞い散る希望の道』拝読しました。 　(桜の花弁、落ちましたよ)という一文に先ず心惹かれました。そして二人の出会いがとても美しく、桜が二人を繋いでいて。「麗さんといると毎日が桜の世界だった。」とても素敵だなと思いました。 　白いワンピースの女の子を庇い、亡くなってしまった麗さん。一人のこされてしまった美咲さんの寂しさや悲しさが伝わってきました。忘れなきゃ、未練たらたらなんて情けない、と。自分の気持ちを押さえつけていた美咲さんが、華さんに思いを告げて、勇気を貰って、涙を流して。現状から一歩踏み出し歩き出す姿に、安堵しました。