年下上司と不埒な契約〜この恋は、期限付き〜

崖っぷち年上女×甘く毒突く年下男 /「満足してもらえて俺も本望です」





宛先:J&D 営業部 東雲さま
件名:無題

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お世話になります。
以前お約束したランチ、今日の午後はいかがでしょうか?

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朝一で届いていた浜岡さんからのメールに、画面を見たままフリーズしてしまった。

正直こんな約束忘れていたし、まさか本気で誘ってくるとは思いもしなかった。


出来ることなら行きたくない。外で会うということは恐らく仕事の話だけじゃなく、普段聞けないことを根掘り葉掘り聞いてくるだろう。

取引相手にプライベートを探られるのだけは避けたいところ。


でも例の契約後、担当を外れた私は浜岡さんとあれ以来初めて会うことになるわけで、無下に断わることもできない。下手したら樋山くんの顔を潰すことにもなる。


浜岡さんもそれをわかって、いつにしましょうか?ではなく、今日の午後という断定的なことを言ってきているのだろう。意外と打算的な男だ。

はぁ、とため息を一つ落とし、椅子に背を預けたまま返信メールを作り始めた。

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