年下上司と不埒な契約〜この恋は、期限付き〜

迷える年上女×仕掛けた年下男 /「だったら何だって言うんですか」





「すっごく素敵!いつもかっこいいですけど今日は一段とかっこいいです!」



課を出るときからここまでずっとこの調子で後ろをついてくる寧々ちゃん。

樋山くんはかなり煩わしそうだが、素直ってこういうことなのだろうと、端から私は静かに観察していた。


彼女のように思ったことをそのまま口にできるその素直さは正直羨ましい。

それに確かに寧々ちゃんの言う通り、今日の樋山くんは格別かっこよくて。

以前私が連れて行かれた某ブランド店のスーツに、後ろに流した髪。靴も新品なのか眩しいくらいに光っている。

さすが主役は違う。スタイリストでもついているのだろうかという出来栄えだ。



0
  • しおりをはさむ
  • 1326
  • 11160
/ 399ページ
このページを編集する