年下上司と不埒な契約〜この恋は、期限付き〜

追う年上女×飛び立った年下男 /「そんなあなたが好きでした」





「山下さんこれ間違ってる」

「あ、はい……すいません」

「青山さんも。これやり直し!」

「えぇー?はぁ〜い」


どうしてこういつもいつもこんなに間違えられるんだ。もっとよく見直して私のとこに提出してほしい。時間を取られているのがわからない?

はぁ、と盛大なため息をつくと、見ている途中の書類を放り投げた。


「ねぇ、なんか東雲さんまた怖くなってない?」


その瞬間、ボソボソと話し声が聞こえてきた。


「うんうん、思ったー。すごいピリピリしてるよねぇ。前の東雲さんに戻ってる」


……もろ聞こえてますけど。


「何かあったのかな」

「さぁ。ただの更年期じゃない」

「やだぁ、そんな歳だったっけ?」


違うわ!!


「あの〜東雲さん」

「なにっ!?」


もっと細かくやり直しさせてやろうかと拳を握っていると、背後から恐る恐る声をかけられた。



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