年下上司と不埒な契約〜この恋は、期限付き〜

崖っぷち年上女×甘く毒突く年下男 /「あんたにも性欲あるだろ?」





「かんぱ〜い!!」


幹事の掛け声に合わせ、グラスがぶつかり合う音が響き渡った。その中で私も一人、静かにグラスを上げるとビールを喉に流し込んだ。


「じゃあせっかくなので、今日の主役から一言いただきましょうか」


いつものごとく、場を仕切る平社員の塚本30歳が困惑する樋山くんを無理やり立たせると、どこから持ってきたのか、おもちゃのマイクを彼に向けほら早くと煽った。

樋山くんは無理やりそれを受け取らされると、艶のある声で挨拶を始めた。


その瞬間、女子社員たちは食べることも飲むことも止め、彼にを一点に見つめた。


最近は獲物となる人材がおらず、狩猟意欲も衰えていたぶん、今の彼女たちからは殺気に近いものを感じる。見ていて身震いしそうになるくらいだ。


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