その素顔に触れる時〜鬼上司は××上司!?〜

それぞれの思惑!?



「くだらねぇな」


数年前、私がGumiの面接を受けた時に、ずっとだんまりを決め込んでいた九条さんが初めて口にしたのがこの言葉だった。

それまで私が挨拶をしようが、視線を向けようが、ただあの鋭い目で視感するだけで。頷くことも、相槌をうつこともしなかった。

それなのに。やっと口をきいてくれたかと思えば暴言。

いくら耳障りな面接だったとしても、彼には最後まで聞く義務がある。それなのにこの男はそんな言葉で強制終了させてしまったのだ。

極度の緊張の中でそんな言葉を浴びせられた私は、半分パニックに陥り、足は震え、今にも涙が溢れそうだった。


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