その素顔に触れる時〜鬼上司は××上司!?〜

一夜の過ち!?



「あっ、やだ。そこダメ」

「ダメと言われると余計燃えちゃいます」

「あーん、もうっ!」

「はい、また俺の勝ち」


あっという間に黒にひっくり返されたオセロの石を見ながら、思わずくぅーっと、犬が鳴くような情けない声がでる。

そんな私を見て真壁くんは得意げに頭の後ろで手を組んで仰け反った。


「西沢さんまじ弱すぎ」

「悔しいぃぃ〜」


昔おばあちゃんとよくやっていたときは無敗だった私が、まさか一勝も出来ないなんて。ぐうの音も出ないほどコテンパンだ。


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