その素顔に触れる時〜鬼上司は××上司!?〜

真相は闇の中!?





やっぱりやっちゃったのだろうか……。直属の上司と。しかも苦手なはずのあの九条さんと。


「はぁ」

この思考のループを何度繰り返しても、出てくるのはため息だけ。


「会議中にいい度胸だな、西沢」


ついため息を零してしまった私に、鋭い声が飛んできた。

ハッとして顔を向けると、いつものように険しい顔をした九条さんが私をロックオンしていた。


「す、すみません!」


まるでプログラムされているかのように、条件反射のごとく口から勝手に出てくる。

そしてやっぱり九条さんのことは苦手だと再確認してしまう。

そんな彼とホントに?

……って、途切れたばかりのループが再び始まる。昨日からこれの繰り返しだ。


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