溺愛のお姫様【完】

第八章 /友達 ~愛夢side~

「ねぇねぇ」

「なに?」

一時間目の授業が終わり今は休み時間。
隣の席の梨椏と私たちの後ろに座ってる玲音と休み時間はずっと話している。

「遊びに行こうよ」

「……いきなり?なんで?」

「だって前に『友達いたことないから何していいかわかんない』って泣いてたじゃん?」

確かに『わからない』とは言ったけど誰も泣いてません。

「へぇ~、愛夢さんそんなこと言ってたんだ~」

「違うからっ!」

怒んないでよ~、とケラケラ笑いながら謝る玲音は全く謝る気がなさそうだ。

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