溺愛のお姫様【完】

第八章 /現実 ~梨椏side~

「説明してよ?」

「……ごめんなさい」

愛夢といたカフェに今度は玲音と二人きり。

きっと愛夢も響輝さんを見つけたんだろうな。

「あたし、来ないでって言ったじゃん?なんでいんの?」

「だって、心配だし。兄貴も絶対に来ると思ったから………」

ふーん。

「響輝さんのせいなんだ?」

「…………い、いや、それはさ?」

あたしがニッコリ微笑んで問えばおどおどし出す玲音。

「まぁ、いっか。」

あたしが、そう言った瞬間パッと顔色がよくなった。

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