溺愛のお姫様【完】

第三章 /闇~愛夢side~

幼い頃に両親を亡くした。

両親の死因は『事故死』だけど私は心のどこかで違うと感じていた。

そして私の勘はしばらくして当たった。

両親の死後、私は母方の祖母の元に引き取られた。

だが、私が14歳の時、祖母は病死し一人になった。

祖母の葬式のあと親戚で集まり私を誰が引き取るかで親戚は揉めに揉めた。

そこで私の両親の仕事と死因を初めて知った。

「私は上の子が今年、私立の中学に入るからあの子の面倒は見れません。」

「私だって無理よ。お義母さんの介護があるもの」

「俺のとこだって家庭が苦しいんだ。」

「じゃあ、誰が引き取るのよ。あんな…………」

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