好きと言って、キスをして。

愛を選ぶということ /名もないふたり



目が覚めたら、11時だった。

眠りについたのは結局朝方。

「6時間しか寝てない」

家にはもう誰もいなくて。

多分三人でお昼ご飯でも食べに行ったんだと思う。

ラインきてる…

『大丈夫だったか?』

英二さん…。

『大丈夫だよ』

だってまだ、怒られてないし。

『今日、店くんの?』
『うん。聡美さんにも、用事あるし、3時頃行くね』

『了解。くれぐれもいつも通りな』
『わかってまーす』

夜中、聡美さんからもラインが来ていた。

『伊織ちゃん、何時に帰ったの?お母さんから連絡きて、心配したんだよぉ?英二も一緒?連絡してね!』

って。

はい、英二さんの家にいました。
3時頃に帰りました。

なんて言えるはずないじゃないか。

とりあえず、心配かけてごめんなさいとだけ返した。

お店の仲良いおばちゃんも心配してると言われ、
今日は事情を説明に行く。

お菓子でも、買っていこうかな。

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