Your Light ① 【完】

>>第3話 />そうゆう男










「おら、ここ座れ」


「やだ」


「ちっ」




連れてこられたのは、どこかの空き教室。溜まり場じゃなくて、ただの空き教室だ。




もちろん私たち2人以外に、生徒はいない。2人だけの空感。




そこに連れてかれたと思うと、近くにあった机の上に座れと言うではないか。




目の前で、綺麗な顔が私を見つめる。




「....っとに、お前は言う事聞かねぇやつだな」


「言うこと聞きたくないもん」


「はぁ」






そもそも学校にある勉強机は、勉強する机であって座るための机じゃないでしょ。




そう続けようとした私に、波瑠はため息ついて私の両脇に手を挟める。






「なっ」


「言う事聞かねぇなら、無理やりやるまでだっつの!」





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