修羅の獄界 転生篇

第三章 理想のため /魔忍の刺客

その夜。


私は部屋で一人、じりじりと待っていた。


敵が襲撃してくるのを。



私の中で戦いを希求する炎がある。


それは時間が経つごとに、めらめらと大きくゆらめき輝きを放ってくる。


「まだか……まだか……!!」


心臓の鼓動が高鳴る。


……

……


城の大門の方からにわかに人の声が聞こえてきた。


「来たッ!!私を殺しに来たやつだ!!」


『行くぞ!!瑠璃!!』


私の中の信長が語りかける。


「でも作戦が違う」


『いいから動け!!』



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