修羅の獄界 転生篇

第三章 理想のため /策謀と暗殺……

那古野城から清州城に移った私の下に、今川から末森に来ている安藤十郎の一行が出立するという情報が入った。


奴らの襲撃が失敗してから一月後だった。



安藤十郎の行く先は今川だろう。


目的は援軍を要請すること。


つまり信行たちが、いよいよ正面からの戦を決断したということだ。


早速、信盛、ヒヨシを呼びつけて今後の策を講じる。


光秀はすでに安藤十郎を追って城を出ていた。


「予想通りでございますね」


信盛が地図を広げながら言う。


「光秀が安藤を襲うのはこのあたりかな?」


「はい」


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