修羅の獄界 転生篇

第六章 前へ /瑠璃と光秀……それぞれの道へ!

光秀が出立する日、私はいつものように帰蝶と朝食をとっていた。


「信長様、今日は光秀殿が出立されると聞きましたが」


「うん。そうだよ」


「なんでも越前の朝倉家へ行かれるとか」


「昔の知り合いに呼ばれたんだってさ。そこに足利将軍家の跡取り候補がいるんだって」


「そうですか……叶うと良いですね。土岐明智家の再興」


「帰蝶は光秀と親戚なんでしょう?」


「はい。ですがそんなに関わりは……少々見知った同志という程度です」


「そっか」


話しながら朝食を食べ終えるという頃に光秀が現れた。




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