敢えて言葉にするならば[完]

後から来る焦燥感



会社の勤務時間。


手はいつもと変わらずに動いていた。
いつも以上に動いていたかもしれない。


考えごとがあるとある意味ペースが速くなったりするものだ。


・・・合間に溜め息をついてしまうのは、どうしようもないが。



全ての原因はあの朝だ。







クリスマスの次の日の朝。
やけに、肌寒かった。



「・・ん、・・・?」


肌に滑らかな感触が走る。
あれ、服ってこんな感触だったっけ。

ていうか、何か・・・寒い?



そこでやっと目を開いた。

周りはもう真っ暗ではなくなっている。



体を起こすと、今度は冷たい空気が肌を刺激した。

そして、



「・・・はぁ!?」



叫んだ。




・・・どうして下着しか身に付けてないんだ!!?



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