NeFeR ~寵愛されし妃【完】

薔薇の棘



「エリカさん、とっても素敵ですよ!」


「ほんとですか…!」


鏡に映る自分の姿に口角が自然と上がる。


「本当に良くお似合いですこと。」


エリカが身に付けているのは、ラピスラズリを連想するような、美しい瑠璃色のドレス。

光沢を放つサラサラの生地に、スタイルが良く見える胸元切り替え式ドレスだ。
綺麗なギャザーが入っており、おとなしめの色のドレスがとても華やかに見える。


「お化粧もされて…どこぞのお姫様かと思いますよ。」


褒め上手なルーナさんに少し恥ずかしくなったエリカだったが、綺麗に着飾った自分に嬉しくなり、再び微笑んだ。

0
  • しおりをはさむ
  • 19
  • 165
/ 81ページ
このページを編集する