野獣の恩返し【完】

2 /勇太side

◆勇太side


玄関のドアの前で立ちすくむこと5分

ため息とともに
そのまま部屋へ引き返した

携帯を手に
何度も打ち込んでは消してを繰り返し、

ようやく
『散歩やめとく』とメールを送ると

布団の上にドサッと倒れこんだ

枕に顔をうずめながら、
自分に言い聞かすように呟く

「これでいい・・・・」

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