野獣の恩返し【完】

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◇花side



今日、
もしも勇太が隠れずにいたら・・・

私から手を繋いでみようかな


朝一番、そんなことを考えた


ドアノブを持ったままの私を、
ケンが「早く!」とせかしてくる



ようやく玄関のドアを開けると


今まで通り、壁にもたれている勇太が目に入って、

思わずケンのなわをギュッと握り締めた



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