野獣の恩返し【完】



いつもの電車の中

浮かれまくってる俺に、
花が小さな声で訴えてくる

「ちょっと近すぎ!!」


照れてんのか、顔を真っ赤にさせて
上目遣いで睨んでるけど

そんなことされたら余計に離せねーって、分かんねぇのかな

答えのかわりに、さらに抱き寄せると


花は小さな溜め息ついた後、

諦めたように、胸にポスンともたれてきた

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