野獣の恩返し【完】

3(おまけ) /勇太side

◆勇太side



見慣れた狭い玄関で

俺のでかい靴の隣に、
自分の小さな靴を揃えている花


その姿を見るだけでも嬉しくて、ついつい頬が緩んでいると

冷蔵庫に何にも入ってなかったことを思い出した


俺だけなら水道水でもなんでもいいけど、花はそういうわけにはいかねぇ


慌てて家を飛び出し、

近所のコンビニに入るやいなや、
迷いもせずペットボトルを手に取った


花がよく飲んでる紅茶を



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