野獣の恩返し【完】

3(おまけ) /感謝SS

書籍化感謝SS。
前回と同様、大学生になった二人のお話です。
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◇花side


時計の針は、もうとっくに夕刻をさしてるっていうのに、まだまだ日差しが強くて…

本当に夕方?って、疑いたくなるくらいに、

………かなり暑い


普段なら、私が出かける用意を始めた途端、

「どこ行くの?俺も行く!俺も行く!」って、うるさいはずのケンも、

今は私をチラッと見ただけで、
「暑いのやだしー。散歩は夜に行くもーん」とばかりに、クーラーの下でお昼寝中

そんなケンを横目で見ながら、

昨夜お母さんと一緒に用意したものをベッドの上に広げると、思わず溜め息が漏れた


「さぁ…。はじめますか……」




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